くらし情報『最涯の芸術祭、美術の最先端。「奥能登国際芸術祭2023」9月23日より開催』

2023年9月22日 11:30

最涯の芸術祭、美術の最先端。「奥能登国際芸術祭2023」9月23日より開催

の公演もある(チケットは完売)。
イラン生まれ、アメリカ在住のシリン・アベディニラッドは、漂着物であるシーグラスから発想し、かつての漁具倉庫でインスタレーションを行う。漁網を蔵の天井に張り巡らし、酒瓶のかけらに光を当て、床にカラフルな影を投影し、人間の存在の儚さを表現する。
ドニプロ(旧ロシア、現ウクライナ)生まれ、ロシア在住のアレクサンドル・ポノマリョフは、古いパーゴラ(東屋の支柱)のある場所に、地元の酒造所で使われなくなった酒タンクを利用し、帆柱、帆桁、帆網を駆使して船をモチーフとした音も鳴るインスタレーションを制作する。
また、アーティスト・コレクティブ「SIDE CORE」は、観客が実際に風力発電所に足を運び、土木やインフラをめぐる「空間や時間のスケール感」を体感するインスタレーションを展開する。
今年5月の奥能登地震で被災した珠洲市では、街の復旧を進めながら、会期を変更して芸術祭の準備を進めてきた。応援を込めてぜひ訪れてほしい。<開催情報>
「奥能登国際芸術祭2023」

会期:2023年9月23日(土)~11月12日(日)
会場:石川県珠洲市全域(247.20km²)
休館日:木曜
パスポート料金:一般3,300円、大学1,650円、高中小550円
公式サイト:
https://oku-noto.jp

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