くらし情報『市川團十郎、襲名から1年「ちょっと慣れてきた」 12月に京都・南座で吉例顔見世興行』

2023年10月11日 16:00

市川團十郎、襲名から1年「ちょっと慣れてきた」 12月に京都・南座で吉例顔見世興行

徐々に、ですね」と話していた。

市川團十郎、襲名から1年「ちょっと慣れてきた」 12月に京都・南座で吉例顔見世興行


團十郎が南座に出演するのは8年ぶり。團十郎のまねき看板が掲げられるのは11年ぶりとなり「どこか自分ごとではないような、なつかしい感覚で楽しみですね」と期待を寄せる。『助六』では、女形の三浦屋揚巻を中村壱太郎、中村児太郎がダブルキャストで、そして、髭の意休を市川男女蔵が、いずれも初役で勤めることが決まり「次の世代に手渡すことにフォーカスし、未来への希望を念頭に白羽の矢を立てた」と配役に込めた“継承”の思いも語った。

長男・新之助の初舞台、長女・ぼたんとの親子共演が話題にあがると、思わず目を細める場面も。ぼたんについては「女の子でも歌舞伎で活躍できるという希望を持ちながらも、同時に現実を見る力も備わっている」とし、「自然と女優業に興味が沸くんじゃないでしょうか。人間関係の築き方、気の配り方や接し方で、私が勝てるところはない」とべた褒め。新之助は「特化した人物に育っている」と語り、昨年史上最年少で『外郎売』を演じたことに対し、「見事な成長を遂げていたし、彼にとって大きな成長だったと思う」と背中を押していた。
取材・撮影・文:内田涼

<公演概要>
京の年中行事
當る辰歳『吉例顔見世興行』
東西合同大歌舞伎 市川海老蔵改め十三代目市川團十郎白猿襲名披露 八代目市川新之助初舞台

【昼の部】
一、「『双蝶々曲輪日記』角力場」

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