2023年9月14日 20:00
YOSHIKIがコロナ禍、そして映画『YOSHIKI:UNDER THE SKY』の制作を通して得た“生きることへの答え”「人を救うことによって自分も救われる」
そうですね、コラボレーションしていく中で一緒にやっていきたいという確信が生まれました。
HIDE、母…旅立ってしまった人たちのことを考えながら生きています。
――HIDEさんが亡くなられたときの映像も映画の中に入っていて、HIDEさんへの想いも語られていましたが、YOSHIKIさんがHIDEさんを亡くされた悲しみから立ち直り、今まで、X JAPANやそのほかの音楽を続けてこられたのは、たくさんの音楽に関わる仲間がいらっしゃったからなのだなと映画を拝見して思いました。
今、感じていらっしゃる、HIDEさんへの想いについても伺いたいです。
まず、僕はHIDEの死から立ち直っていないと思っています。映画の中でもフラッシュバックを起こすシーンがあるんですけど、『YOSHIKI:UNDER THE SKY』というタイトルは僕らはまだ空の下で生きている、空の上、天に召されてはいない、という意味なんです。あのシーンは天国のHIDEと地上の僕らがつながるシーンとして入れています。あそこは僕のルーツでもあるので、編集作業をしていて、何回観ても涙が止まらなくなってしまいました。
――劇中で「HIDEは心の中で生きていて、今も会話をしている」