2022年12月16日 18:25
『一富士茄子牛焦げルギー』開幕でキャストコメント到着 小柴陸「うまくなったと言ってもらえた」
2022年12月15日(木) 大阪・ABCホールにて、リーディングアクト『一富士茄子牛焦げルギー』が開幕した。
原作は、画家・絵本作家のたなかしんが2019年に新聞連載として執筆し、第53回日本児童文学者協会新人賞を受賞した『一富士茄子牛焦げルギー』(いちふじなすうしこげるぎー)。河原雅彦が「朗読と演劇の中間」とも言える「リーディングアクト」という特殊な形式で演出、3人の俳優が“ぼく”と“おとん”と“おかん”を演じ、時に“語り部”や“ぼくの親友”にもなるなど、朗読の「声」で紡ぐ作品世界とキャストが互いに視線や言葉を交わす「演技」で紡ぐ作品世界の両方が体感できる作品となっている。
『一富士茄子牛焦げルギー』表紙
初演は2021年1月、“ぼく”を小柴陸、“おとん”を生瀬勝久、“おかん”を沢口靖子が演じ好評を得た。しかし新型コロナウイルス感染拡大の影響を受け、大阪公演1日目を上演後全公演が中止に。それから約2年、悲願の再演となる本公演では、“ぼく”を小柴陸(Ambitious/関西ジャニーズJr.)が続投、新キャストとして、“おとん”を橋本さとし、“おかん”を羽野晶紀が演じる。
また今回の再演では、バックスクリーンに映るイラストを原作者のたなかしんが初演から新たに描き下ろしており、作品が随所でブラッシュアップされている。