2022年7月28日 08:00
阿部サダヲ、演じた“迷惑男”への憧れを語る 『アイ・アム まきもと』本予告映像公開
そして牧本の迷惑にまき込まれる人々に、國村隼、宮沢りえ、松下洸平、でんでん、松尾スズキ、坪倉由幸(我が家)と個性豊かな豪華キャストが集結した。
第70回ヴェネチア国際映画祭で4つの賞を受賞したウベルト・パゾリーニ監督『おみおくりの作法』(2015年)を原作に、ドラマ『ゆとりですがなにか』、『初恋の悪魔』で知られる水田監督が笑って泣けるエンタテインメントに昇華させた。
本予告映像には、周りから少しうっとうしがられる“迷惑”な牧本が、孤独に亡くなった蕪木のお見送りに、身寄りやかつての知人たちを集めるために奮闘する姿が描かれる。
ある日、新任の上司となった小野口(坪倉)からおみおくり係の廃止を告げられてしまうが、牧本は最後の仕事としてなんとか蕪木の身寄りを探し出し、参列者を呼ぼうと決意する。わずかな手がかりから、蕪木の唯一の娘・塔子や元恋人であるみはる(宮沢)にやっとの思いで辿り着くも、彼女らはそれを拒んでしまう。何かに集中すると猪突猛進でついつい視野が狭くなってしまい、人に迷惑をかけてしまうこともしばしば。しかし、亡くなられた方を一心に思い、牧本は奔走していく。
その無垢な想いは、普段から牧本の突飛な行動に迷惑を被り続けている刑事・神代(松下)