くらし情報『『戦場記者』須賀川拓監督×国境なき医師団の白川優子氏、“報道と医療”の意義を語る』

2024年3月20日 21:00

『戦場記者』須賀川拓監督×国境なき医師団の白川優子氏、“報道と医療”の意義を語る

『戦場記者』須賀川拓監督×国境なき医師団の白川優子氏、“報道と医療”の意義を語る

須賀川拓監督
過酷な医療現場での心の拠り所は「仲間たちの支え、この一言に尽きる」といい、「行けば救える命もありますし、笑顔を見ることもあり、支えられている。国境なき医師団は、それこそ世界中から、医師たちが集まっていますから、私と同じ悩みやジレンマを抱えている」と語った。

その上で、白川氏は「目の前の命を救う医療活動とともに、日頃目にする非人道的なことを証言する活動もしている」と国境なき医師団の役割を説明。「発信し、知ってもらうこと。間違っていることは間違っているとはっきり証言し、問題解決に目を向けてもらうことで、より多くの命を助けることができる」と意義を訴えかけた。


『戦場記者』須賀川拓監督×国境なき医師団の白川優子氏、“報道と医療”の意義を語る

白川優子(国境なき医師団)
戦地取材の経験豊富な須賀川監督だが、「国境なき医師団が撤退した地域は、やばいという記者たちの不文律がある」と明かし、「それだけ最前線で人道主義を貫いている。百戦錬磨の白川さんたちが一番大変だと思う」と敬意を示した。自身はドキュメンタリー映画を通して「世界中の困っている人に共感してほしい」といい、「まずは、知ること。そのきっかけを伝える機会になれば。戦地の人たちは、忘れないでほしいと願っている」

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