W杯へのサバイバルにも代表ファースト! 自身のアピールよりもまずはキリン杯優勝!!
「正直めちゃくちゃキツかった。『なんで出してくれないんだよ』と思ったし、僕だけではないと思うが『俺が出たらもっとやれる』とも思ったし。だけど、言ったところでただの負け惜しみなので、練習から自分がやれることをやっていこうと。練習から自分の中で気合が入っていたし、そういうところが運も少し味方してくれたのかなと思っている」
ひとつのゴールで落ち着きを取り戻した。
「ほかの人からしたら『もっと早く決めるチャンスがあっただろ』と思っていたと思う。結果的に17試合目で1ゴールだが、ここから(キャリアが)終わった時にいっぱい点を取っていればいい」
6月11日のメディア対応の席で久保はこうも言った。
「逆に一本取るまで長いという見方もあるが、次チャンスがあればまた積極的に打っていきたいし、気持ちが吹っ切れた分、正確性が出てくると思う。固め打ち? そうできるようにしたい」
同じくガーナ戦で初得点をマークした前田大然にも秘めた思いがあった。
82分、伊東純也のスピーディなパスに前田は左足をピンポイントで当てたが、3日後に3歳の誕生日を迎える愛娘へのアンパンマンポーズはなし。同日のメディア対応で前田はゴールパフォーマンスをしなかった理由を語った。