ミュージカル『プリティ・ウーマン』観劇直後のLiLiCoが熱弁!「観た人の方が圧倒的に幸せになれます!」
あと効果的だったのは、お風呂のシーン。1回濡れちゃったらもうどうしようもないからね(笑)。上手な工夫でした。
――このキャスト、ミュージカルだからあらためて感じたこと、ありました?
LiLiCoヴィヴィアンとキットの心根の優しさみたいなところは、こっちのバージョンの方が際立ってるかも。感情を代弁する歌の力が大きいんだと思うんだけど、生きるために娼婦になったふたりが、生活さえ安定すれば別の道に進んでいくという心のうちが表現されていたから。
――ミュージカル版の脚本がうまく再構成されてたんですかね。
LiLiCo本当にそうですよね。素晴らしい映画をミュージカルにしたくなるのがすごくよく分かる。
気を付けないと、とんでもない駄作になることだってあるけど、これは大成功。すごく分かりやすい映画だったからこそ難しかったと思います。
1幕で結構いいところまで進んじゃったから「この後何があったっけ」って思ったくらいにのめりこんじゃったもの。この世界観、夢のような6日間を、たった2幕のステージで味わわせてくれました。人はいつでも変われる、夢は見続けていいんだよっていう一番大事なメッセージがきっちり伝わる脚本だったと思います。