日向坂46ドキュメンタリー映画 『3年目のデビュー』特集 2
さらに、楽屋にいるときは驚くほどうるさいんですよ(笑)。
── でも、オンとオフはしっかりしていますよね。
竹中そうなんです。オンになると驚くほどプロ精神を見せてくれるんです。さらに、あの子たちを見守っていたスタッフさんと彼女たちが、見事なまでにワンチームなんです。信頼関係が本当にできているし、メンバーがファンを思う気持ち、スタッフさんがメンバーを思う気持ちがすごく心地いいんですよね。
“おひさま”と呼ばれるファンの皆さんのことも、スタッフの皆さんのことも好きになれたのは、大きな出来事です。最初はだいぶスタッフさんに怒られましたけどね(笑)。
── あはは。でも、そうやってしっかり信頼関係を築いていったからこそ、いい映画ができたんですね。それにしても、本当にメンバーたちの涙が印象的でした。
竹中映画館で、ファンが泣いてしまうからこそ、ハンカチを映画館に置きっぱなしにしてしまう人が多かったらしく(笑)。
これは決して悪口ではないんですが、メンバーみんなが全員すごい人ではないんです。仕事が優秀な人でもなければ、元々ビジュアルが完成されていた子でもなく、歌もダンスも特別に上手いわけではない。