『HiGH&LOW THE WORST』小森隼・中務裕太「キャラクターが全員“映え”ている作品」
(中務)
演技初挑戦のふたりだが、“今後やってみたい役”への回答もまた正反対であった。
「高校生や、お父さんの役がやりたいですね。“ありふれた人”だけど、お父さんの経験はないし、高校時代は過ぎ去ってしまって二度と体験できないので。たとえば、(佐野)玲於のやっていた『虹色デイズ』みたいな、恋と友情のある青春モノがいいですね」(小森)
「僕は犯罪者、たとえばストーカーとか、変な役がやってみたいです。それか、ジャッキー・チェンみたいな武術系がいいですね」(中務)
正反対のふたりだが、映画に対しては同じ想いをもっているようだ。
「この作品は“青春”の物語なんです。それは男だけのものではないし、ケンカだけの話でもない。それぞれのキャラクターが全員“映え”ているので、初登場のキャラクターもたくさんいますが、きっとこの映画を見終わる頃には、誰かのことを好きになっているはず」(小森)
「隼の言う通り、拳で語り合うだけじゃない、皆が“守りたいもの”を持っているので、それぞれに感情移入して、一人ひとりのことを観ていただけると、より楽しめると思うので、一度だけじゃなく、キャラクターの数を超えるくらい観てほしいです(笑)」