くらし情報『「一つひとつの言葉を自由にキャッチして」南沢奈央と濱田龍臣が初の二人芝居に挑戦するKUNIO10『更地』が開幕』

2021年10月11日 11:00

「一つひとつの言葉を自由にキャッチして」南沢奈央と濱田龍臣が初の二人芝居に挑戦するKUNIO10『更地』が開幕

KUNIO10『更地』より、左から南沢奈央、濱田龍臣 撮影:井上嘉和

撮影:井上嘉和



杉原邦生が既存の戯曲を中心に様々な演劇作品を演出する場として、2004年に立ち上げたプロデュース公演カンパニー“KUNIO”、9年ぶりの上演となるKUNIO10『更地』が、10月9日、京都・京都芸術劇場 春秋座で開幕した。


「一つひとつの言葉を自由にキャッチして」南沢奈央と濱田龍臣が初の二人芝居に挑戦するKUNIO10『更地』が開幕


杉原の大学時代の恩師でもある太田省吾の代表作のひとつ『更地』は、バブル経済崩壊期の1992年、太田自身の演出によって初演され、阪神・淡路大震災の翌96年に再演。家の解体を終えた更地で過去の記憶を辿る夫婦の姿が観客の胸を打ち、大きな話題となった。杉原は自身のカンパニーKUNIOにて、東日本大震災の翌2012年に上演。戯曲の設定と異なる若い俳優をキャスティングし、ふたりの男女が「未来」の希望へと向かう新たな物語として再創造。京都のみの公演でありがなら注目を集めた。9年ぶりの上演となる今回も、安定した演技で舞台での活躍目覚ましい南沢奈央と、杉原とは『オレステスとピュラデス』(2020年)以来2度目のタッグとなる濱田龍臣というフレッシュなふたりが初の二人芝居に挑む。

「一つひとつの言葉を自由にキャッチして」南沢奈央と濱田龍臣が初の二人芝居に挑戦するKUNIO10『更地』が開幕


初日公演を追えて、南沢は「ジェットコースターのようでした」と述べ、「緊張もしていましたが、どんどん楽しくなっていく感覚もあって、達臣くんと一緒にどんどんノッていったな、という感覚があった。

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