くらし情報『是枝裕和、脚本にほれ込んだ俊英・佐藤快磨監督を絶賛「やはり力がある」』

2020年9月22日 23:12

是枝裕和、脚本にほれ込んだ俊英・佐藤快磨監督を絶賛「やはり力がある」

秋田県出身である佐藤監督は、ナマハゲを題材に選んだ理由を「鬼が子どもを泣かせるだけではなく、父親を育んでいく、成長させてくれるという側面もある行事だから」と説明し、「男鹿半島で生きて、感じてしまう不安。それでも男鹿だから感じられる希望は、自分だからこそ描けるものがあると思った。男鹿の方々が、脚本の内容に賛同してくださり、たくさん携わってくださった」と感謝を示した。

一方、企画として参加した是枝氏は「脚本を読んで、とても感動的だったし、たくさんの人に受け入れられる、いい映画になると直感した」といい、「何とか応援し、背中を押せればと。企画というよりも、どうサポートし、いい形で世の中に出せるか…。時間はかかったが、脚本を読んだ感動が映画でも失われず、すばらしい着地に至っていた。やはり力がある監督なんだと思った」と絶賛。

佐藤監督の“資質”については「すごく頑固で、演出の価値観も持っている。
現場にいるみんなが、佐藤君を信じていて、うらやましかったし、だからこそ、こういう作品ができた」と太鼓判を押していた。佐藤監督が2016年に製作した中編『壊れ始めてる、ヘイヘイヘイ』にも出演している仲野は、本作で覚悟がないまま、父親になった挙句、ある不祥事が原因で、家族と故郷を捨てざるを得なくなった主人公を演じた。

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