2022年6月27日 17:00
「頑張れじゃないメッセージを」 劇団鹿殺し菜月チョビ×丸尾丸一郎×松島庄汰に聞く、20周年記念公演『ランボルギーニに乗って』
その努力が報われて欲しい
――演出家としてはここまでの稽古の感触、手応えのほどはいかがですか?
菜月なんかいつも以上に丸さんが楽しそうでよかったです(笑)。ゲストさんとの相性もすごくよくて、リラックスしつつ、アイデアを出し合えている感じ。不安なのは、上演時間が結構長くなりそうなことくらいで……(苦笑)。松島このままだと3時間コースですよね(笑)。
菜月その間、庄汰くんはほぼ出ずっぱりですし、ほかのゲスト陣も全然お客さんでいられないというか。ただ20周年なので、一緒に演劇の楽しさを味わえる、むしろ教えてもらえるぐらいの方とやりたいなと思って。それは庄汰くん、演劇集団キャラメルボックスの多田(直人)くん、河内(大和)さん、花組芝居の谷やん(=谷山知宏)、みんなそう。キャスティングの一番の決め手はそこでしたね。
――そのゲスト陣の存在が、若い劇団員たちの刺激にもなっていそうですね。
菜月その通りですね!
――そして松島さんは、その劇団員たちから刺激を受けていると。
松島はい!皆さん本当にすごいです!
――劇団公演として、とても理想的な稽古場になっているかと思います。そこから立ち上がる作品が、お客様にとってどういった時間になればいいなと思いますか?
松島劇団公演なので、やっぱりメインは劇団員の方だと思っています。