2022年2月14日 18:00
誰の家にもきっとある!愛すべき「おかんアート」の魅力に迫る 『Museum of Mom’s Art ニッポン国おかんアート村』東京都渋谷公園通りギャラリーで開催中
コロナ禍で久々に田舎に帰ったら、テレビの横にタオル犬が飾られてた(涙)。こっちは東京でミニマルでおしゃれな生活してるのに〜。そんなあなたにこそ、今、渋谷のド真ん中で愛を叫んでいる「おかんアート」を見てほしい!母たちの手芸品、通称「おかんアート」を紹介する展覧会『Museum of Mom’s Art ニッポン国おかんアート村』が4月10日(日)まで東京都渋谷公園通りギャラリーで開かれている。作家・編集者・写真家の都築響一さんと「下町レトロに首っ丈の会」の共同キュレーションで、20人を超えるおかんアーティストの1000点を超える作品が集結しているのだ。
キュレーターのひとり、都築響一さん
むろん、おかんたちにアートという意識はない。誰が「おかんアート」と名付けたのかも不明だ。2003年に2ちゃんねるで「脱力のオカンアートの世界」というスレッドが立ったのが最初であるらしい。都築さんと「おかんアート」の出会いは2000年代初め、「道の駅」にある地元の手作り手芸コーナーだった。一方、神戸の下町コミュニティをサポートする「下町レトロに首っ丈の会」でも地域の「おかんアート」に気づいたという。