増田貴久、クリス・ベイリーとの名コンビで挑む名作『20世紀号に乗って』で目指すもの
は踊れるから、今回も振り付けるよ~」と。もともとそんなに踊りが多い作品ではないはずですが……(苦笑)。
――それは演出だけでなく、振付も手がけられるクリスさんならではですね。
『ハウ・トゥー~』の時、ある曲の振付をクリスさん自らが踊って見せてくれたことがあったんです。それがもう素晴らし過ぎて!面白いし、かわいいし、カンパニーの全員がスタンディングオベーションしたくらい。まぁ僕にとってそれは、プレッシャー以外のなにものでもなかったんですけどね(苦笑)。
――そのプレッシャーは演じる上でのバネに?
そうですね。クリスさんが「こんなふうにやりたい」と思うところに、僕も近づきたいと思いましたから。
今回またこうしてクリスさんとご一緒出来て、本当に嬉しいです。
自分が今この作品をやる意味を、心に刻んで演じたい
――今回挑戦される『20世紀号に乗って』も、『ハウ・トゥー~』と同じくミュージカルの名作です。どんなところに作品としての魅力を感じていますか?
ミュージカル『20世紀号に乗って』ビジュアル
今はまだ歌稽古のみの段階なので、なかなか作品自体の魅力を理解出来ていないのが正直なところです。