名作『RENT』のジョナサン・ラーソンが綴った楽曲が心を揺さぶる 薮宏太主演『tick, tick…BOOM!』本日開幕
30歳まであと1週間。夢を追うべきか諦めるべきか葛藤しつつも、ジョンは業界人を招いた試演会に望みをかけて創作を続ける――。
演出を手掛けるのは、2012年から長きにわたって『RENT』日本版リステージを務めてきたアンディ・セニョールJr.。『RENT』のエンジェル役をブロードウェイはじめ各地で演じたあと、同作がオフ・ブロードウェイで再演された2011年に演出家マイケル・グライフの演出補となり、日本のほかにキューバなどでの公演も成功させてきた実績を持つ。また衣裳を手掛けるアンジェラ・ウェントも、『RENT』に初演の前から携わり、ラーソン本人とも親交のあった人物。ジョナサン・ラーソンの世界を深く理解するクリエイティブ陣が日本で生み出す、新たな『tick, tick…BOOM!』に期待が高まる。
文:熊田音子
<公演情報>
ミュージカル『tick,tick...BOOM!』
脚本・作詞・作曲:ジョナサン・ラーソン
演出:アンディ・セニョールJr.
翻訳・訳詞:高橋亜子
振付:カーラ・プーノ・ガルシア
音楽監督:栗山梢
美術:石原敬
照明:髙見和義
衣裳:アンジェラ・ウェント
出演:
ジョナサン・ラーソン:薮宏太
スーザン・ウィルソン:梅田彩佳
マイケル:草間リチャード敬太(Aぇ! group)