『大吉原展』3月26日から 吉原遊廓における江戸の文化と芸術を検証しその全貌に迫る
2024年3月26日(火)より、東京藝術大学大学美術館では、『大吉原展』を開催する。
約10万平方メートルもの広大な敷地に、約250年の長きにわたって続いた江戸の吉原。公界としての伝統と格式を備えた幕府公認のこの遊廓は、常に贅沢な非日常の世界を演出することで多くの人々をひきつけた。遊廓は現在の社会通念からは許されざる制度だが、そうした負の歴史も踏まえて、吉原遊廓における江戸の文化と芸術を、国内外の名品の数々で丁寧に検証する。
同展最大の特徴は、展示室全体で吉原の五丁町を演出する展示構成。来館者は吉原見物の客になった気分で、大門、常燈明、見返り柳などのある吉原の街を疑似体験する。独得のしきたりや風習、遊女の生活やファッションなど、吉原の文化や歴史は、菱川師宣、喜多川歌麿、葛飾北斎らの厳選された浮世絵で紹介。明治時代に入って高橋由一が描いた油彩画《花魁》は、修復後初の公開だ。
さらに辻村寿三郎の人形たちが妓楼「三浦屋」を舞台に生活を繰り広げる、3メートル四方の巨大ミニチュアワールドも出現。各部屋に置かれた精緻な作りの調度品なども注目だ。また今回は、アメリカ合衆国最古の公立美術館、ワズワース・アテネウム美術館や大英博物館から、数々の名品が里帰りする。とくに前者から出品される喜多川歌麿の《吉原の花》は、箱根、岡田美術館所蔵の《深川の雪》、アメリカ、フリーア美術館所蔵の《品川の月》と合せた三部作のひとつとして知られている。
18000円の特典付き夜間特別開館チケット購入者が展示場内で実際に花魁道中を見ることができる「お大尽ナイト」や、江戸東京研究センター特任教授・田中優子による記念講演会など、スペシャルな企画多数。その他のイベントも合わせて、詳細は展覧会公式ホームページで確認を。
<開催概要>
『大吉原展』
会期:2024年3月26日(火)~5月19日(日)※会期中展示替えあり
会場:東京藝術大学大学美術館
時間:10:00~17:00(入館は16:30まで)
休館日:月曜(4月29日、5月6日は開館)、5月7日(火)
料金:一般2,000円、大高1,200 円
チケット情報: https://t.pia.jp/pia/event/event.do?eventBundleCd=b2448740(https://t.pia.jp/pia/event/event.do?eventBundleCd=b2448740&afid=P66)
公式サイト: https://daiyoshiwara2024.jp/
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