くらし情報『宝塚雪組、清朝末期の紫禁城を舞台にした壮大な歴史ドラマ『蒼穹の昴』東京公演が開幕』

2022年11月26日 12:00

宝塚雪組、清朝末期の紫禁城を舞台にした壮大な歴史ドラマ『蒼穹の昴』東京公演が開幕

宝塚歌劇団雪組 グランド・ミュージカル『蒼穹の昴』東京公演ポスター


宝塚雪組のグランド・ミュージカル『蒼穹の昴』の東京公演が、11月26日(土)、東京宝塚劇場で開幕する。

この作品は、浅田次郎の同名長編小説の初の舞台化で、脚本・演出は原田諒が担当。宝塚で浅田作品を舞台化するのは、2017年の宙組『王妃の館-Château de la Reine-』、19年の雪組『壬生義士伝』に続いて3作目で、原田にとっては初の1本物大作への挑戦となる。原作では、極貧の境遇から身を起こし、のちに宦官となって西太后に仕える李春児(リィ・チュンル)を軸にして、そこに同じ村の地主の息子で、春児と義兄弟の契りを交わした梁文秀(リァン・ウェンシウ)が深く係わっていく。一方この宝塚版は、科挙に首席で合格し、やがて光緒帝の下で改革派の俊英として名を上げる文秀を主人公に据え、対照的なふたりの若者の生き方が描かれる。

19世紀末、清朝末期の広大な紫禁城を舞台に、政治の中枢“外朝”で重用され、様々な困難に立ち向かいながらも新しい国づくりに心血を注ぐ文秀と、その奥にある私的な空間“内廷”で、西太后の側近に取り立てられる春児。韃靼(だったん)の老占い師の予言を信じ、それぞれの生きる世界で昇り詰めていったふたりを、時代の大きな流れが吞み込んでいく壮大な歴史物語だ。

関連記事
新着くらしまとめ
もっと見る
記事配信社一覧
facebook
Facebook
Instagram
Instagram
X
X
YouTube
YouTube
上へ戻る
エキサイトのおすすめサービス

Copyright © 1997-2024 Excite Japan Co., LTD. All Rights Reserved.