2023年2月8日 18:00
負けない王者・埼玉WKに追うS東京ベイ&東京SG、僅差の4位争い、NTTリーグワン前半戦を振り返る
常に高いパフォーマンスを出し続けなければいけない」と自らを戒めた。
リーチ マイケル(東芝ブレイブルーパス東京) (c)JRLO
戦力が拮抗し、シビアな戦いが連続する中、王者・埼玉WKは7連勝とさすがの結果を残している。“逆転のワイルドナイツ”の異名通り、試合終盤の逆転劇はお手の物。第2節・静岡ブルーレヴズ戦や第6節・横浜キヤノンイーグル戦など、試合終了間際のトライに逆転コンバージョンゴールなど、神がかった勝負強さを発揮している。昨季の不戦敗を除いて40戦負けなし。最後の黒星は2018年12月まで遡らなくてはならない。
埼玉WKの奇跡的な強さを支えているのが、強固なディフェンスである。7試合で93失点はリーグ最少。
2位の横浜キヤノンイーグルスが142点と言えば、いかに埼玉WKの数字が傑出しているか理解できるだろう。リーグワン初代MVPのラスボス・堀江翔太の存在だけではない。南アフリカ代表65キャップのLOルード・デヤハーやCTB長田智希ら新戦力の活躍も心強い。
7戦全勝・勝点30の埼玉WKに勝点2差で続くのが、2位クボタスピアーズ船橋・東京ベイと3位東京SGだ。両軍は開幕戦で激突。