くらし情報『東京フィルハーモニー交響楽団 6月定期は尾高忠明&亀井聖矢』

2023年6月7日 12:00

東京フィルハーモニー交響楽団 6月定期は尾高忠明&亀井聖矢

東京フィルハーモニー交響楽団 6月定期は尾高忠明&亀井聖矢


東京フィルハーモニー交響楽団6月定期公演に、同団桂冠指揮者・尾高忠明が登場する。

プログラムには、2021年に急逝した実兄で作曲家の尾高惇忠作品と、今年に生誕150年のアニヴァーサリーを迎えたラフマニノフ作品が並べられる、ふたりの作曲家の若き日の名作が楽しめる趣向だ。

冒頭で演奏される尾高惇忠の『イマージュ』は、作曲家・尾高惇忠のオーケストラ処女作にして、その初演を作曲者の実弟・尾高忠明指揮する東京フィルが担い、1982年に「尾高賞」を受賞したという、尾高忠明にとってもオーケストラにとっても思い出深い作品だ。

一方のラフマニノフ作品は、ピアノ協奏曲史上にその名を残す名作「ピアノ協奏曲第2番」と、初演時に大変な酷評を受け、その後ラフマニノフをスランプに陥らせた曰く付きの作品「交響曲第1番」が用意され。作曲者ラフマニノフのアニバーサリーイヤーを彩る貴重な時間を体験できそうだ。

そして注目は、「ピアノ協奏曲第2番」で尾高忠明と共演するソリスト亀井聖矢だ。2022年に開催された「ロン・ティボー国際コンクールピアノ部門」で第1位・評論家賞・聴衆賞に輝き、国内外で高い人気を誇る亀井はまさにクラシック界期待の超新星。

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