くらし情報『手で触って鑑賞する作品の展示も『いのちをうつす ―菌類、植物、動物、人間』11月16日(木)より開催』

2023年11月1日 11:30

手で触って鑑賞する作品の展示も『いのちをうつす ―菌類、植物、動物、人間』11月16日(木)より開催

冨田美穂 《701全身図》 作家蔵


2023年11月16日(木)より、東京都美術館では『上野アーティストプロジェクト2023 いのちをうつすー菌類、植物、動物、人間』が開催される。人間以外の自然界のいきものを「うつす」ことに取り組み続けてきた、つくり手たちを紹介する展覧会だ。
出品作家は、多種多様な環境に発生するキノコを描き続けてきた小林路子、明治末から昭和期の画壇で活躍しながら、少年の頃から草花を愛で記録し続けた辻永(つじ・ひさし1884-1974)、木象嵌師としての研鑽をつんだ後、日本におけるバードカービングの第一人者となった内山春雄(1950-)、詩的で実験的な作風で戦後の写真界で活躍し、後半生は競走馬の取材と撮影に集中した今井壽惠(いまい・ひさえ1931-2009)、大学時代、牧場で出会ったウシに魅せられ、現在も酪農の仕事をしながらウシをモチーフに木版画を制作している冨田美穂(1979-)、そして世界各国の動物園やアフリカの野生のゴリラと心を交わし、その姿を描き続けている阿部知暁(あべ・ちさと1957-)の6名。
明治から現代まで時代は幅広いが、全員、愛する「いきもの」を、数十年にわたって表現し続けていることが共通する。

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