くらし情報『ミントン、ガレ、ドーム兄弟、ティファニーなどの名品も! 『プダペスト国立工芸美術館名品展』パナソニック汐留美術館にて開催中』

2021年10月22日 12:00

ミントン、ガレ、ドーム兄弟、ティファニーなどの名品も! 『プダペスト国立工芸美術館名品展』パナソニック汐留美術館にて開催中

国内外の第一級の工芸品を収集していることで知られ、アール・ヌーヴォーのコレクションは1900年のパリ万国博覧会や、館内で毎年開催されていたクリスマス展覧会で買い上げた作品によって築かれている。

ミントン、ガレ、ドーム兄弟、ティファニーなどの名品も! 『プダペスト国立工芸美術館名品展』パナソニック汐留美術館にて開催中

(左)イギリス ミントン社《葡萄に蝶蜉蝣文飾皿》1877年頃(中)イギリスミントン社 デジレ・ルロイ《鼻に燕と蝶文飾皿》1877年頃(右)フランス ジョセル=テオドール・デック《菊花に蝶文皿》1877〜1878年
展覧会は6章構成。「第1章自然への回帰 -歴史主義からジャポニスムへ」では日本や東洋の影響を強く受けた工芸品を、「第2章日本工芸を源泉として -触感的なかたちと表面」では、東洋の陶磁器で用いられている釉薬や顔料の使い方に影響を受けた工芸品を、それぞれ紹介している。

窯の中で偶然起こった変化を尊ぶ東洋の陶磁器の価値観は、意匠や装飾に合わせ釉薬や顔料を配合した完全な仕上がりのものを高く評価するヨーロッパの人々の目にはとても新鮮に映ったようだ。
作陶家や窯は、東洋の陶磁器の色や斑紋の組み合わせなどを参考に、さまざまな釉薬の実験を重ねていく

ミントン、ガレ、ドーム兄弟、ティファニーなどの名品も! 『プダペスト国立工芸美術館名品展』パナソニック汐留美術館にて開催中

(左)フランス グラティニー製陶所 銀製台:リュシアン・ガイヤール《銀製台付き花器》1899〜1900年 (右)

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