くらし情報『“展覧会で観て、アートフェアで買う”「CURATION⇄FAIR Tokyo」一般非公開の「kudan house」で初開催』

“展覧会で観て、アートフェアで買う”「CURATION⇄FAIR Tokyo」一般非公開の「kudan house」で初開催

と、その26年後に同賞を受賞した大江健三郎の講演「あいまいな日本の私」による。日本の美や芸術の特質を捉えたこの二つの優れた日本文化論を現在の日本美術の状況へと重ね合わせ、さらにその先へと視線を向けるのが今回の展覧会だ。古美術から近現代美術、デジタル・アートに至るまで、様々な作品が織りなす複合的な「時間の層」を通して、来場者はアートとその社会的意義と向き合うことになる。
一方、アートフェアの『Art Kudan』のテーマは「時の所望」。茶室に四季折々の花を入れる楽しみを客人に譲る茶道の作法「花所望」に由来する。国内の厳選されたギャラリーや美術商が各々の審美眼に基づいて作品を持ち寄る同フェアは、作品を選び、コレクションを楽しむという意味で、観客が積極的に関わるイベントとなっている。
歴史ある会場の雰囲気とともに、展覧会とアートフェアを組み合わせた同会場での初の試みを楽しみたい。

<開催概要>
「CURATION⇄FAIR Tokyo」

会場:kudan house
■展覧会『美しさ、あいまいさ、時と場合に依る』
会期:2024年2月22日(木)~ 3月3日(日)
時間:10:00~21:30、土日祝は21:00まで、最終日は18:00まで(入場は閉場30分前まで)

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