正真正銘デスゾーン!RWC準決勝アルゼンチン×NZ&イングランド×南アを展望!
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もうひとつの準決勝は『RWC2019』決勝の再現である。下馬評は決して高くなかったイングランドだが、今大会唯一無敗をキープしている。南アはプールBでアイルランドに8-13で競り負け、アルゼンチンはイングランドに10-27で敗戦。NZもフランスとの開幕戦を13-27で落としている。
南アはアイルランド戦でショットを5本中4本失敗して敗戦するなどキッカーに不安があったが、プール戦前半でHOマルコム・マークスが負傷離脱するとSOハンドレ・ポラードを追加招集。控えに回るベテラン司令塔は6本中6本成功とショットに安定感をもたらした。
南アを率いるジャック・ニーナベルHCは準決勝に向けてフランス戦と同じメンバーを並べた。
「選手選考のミーティングをした時に多くの議論を重ねたが、先週日曜日に出場した選手全員がパフォーマンスを発揮したと思うので、継続性を取ることにした。
パフォーマンスとメディカルという観点で変更の理由が見当たらなかった」
南アのFLシヤ・コリシ主将はイングランドとのライバル関係についてこうコメントした。
「このライバル関係は長い間存在するもの。