くらし情報『King Gnuが7万人と大合唱 初のスタジアムツアー千秋楽オフィシャルレポート』

2023年6月5日 16:20

King Gnuが7万人と大合唱 初のスタジアムツアー千秋楽オフィシャルレポート

それは、この3年間の社会の閉塞感を塗り替えていく、そんな気概を感じられたライブとなった。

オープニングは、ストリングスのチューニング音からはじまり、荘厳なオーケストレーションを醸し出す「開会式」からスタート。今回、ステージにはメンバー以外にもホーン&ストリングス隊が演奏に参加。より奥行きの広いサウンドを豊潤に繰り広げていく。聖火台モニュメントへの輝かしい聖火の点火。LEDモニターには、アニメーションで描かれた聖火台に揺れる炎が指揮棒を振って舞っている。

King Gnuが7万人と大合唱 初のスタジアムツアー千秋楽オフィシャルレポート

Photo:Kosuke Ito
この日に最もふさわしい曲「飛行艇」では、屋根のないスタジアムで大空へ向かってドッシリとロックビートを解き放つ。“どんな夢を見に行こうか”という歌い出しの本作だが、まさに夢の光景が眼前に広がっているのだ。


勢喜遊(ドラムス・サンプラー)はサングラス越しに笑み、井口理(ボーカル・キーボード)は左手を頭上に掲げ、新井和輝(ベース)はビートと呼応しながら揺れ、常田大希(ギター・ボーカル)はゆっくりと客席を見回している。印象的なワンシーンだ。

King Gnuが7万人と大合唱 初のスタジアムツアー千秋楽オフィシャルレポート

Photo:Ayumu Kosugi
間髪開けずに「Tokyo Rendez-Vous」

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