「THE YELLOW MONKEYは続いていく」バンド誕生日に“シーズン2”終幕 『30th Anniversary LIVE』日本武道館公演レポート
とぶち上げながら「審美眼ブギ」「Foxy Blue Love」「SLEEPLESS IMAGINATION」と初期曲を畳み掛け、さらにはメジャーデビュー以降では初演奏、約30年ぶりの披露となる「PENITENT」へ。ダークな戯曲風の楽曲が、会場の歓喜をミステリアスにかき乱していく。
廣瀬洋一(撮影:横山マサト)
「ロザーナ」(『9999』)、「"I"」(4thアルバム『smile』)のタフなロックサウンドとともに、ライブは終盤へ向けてなおもダイナミックに昇り詰めていく。「自分にとってこのバンドは唯一無二、このバンドしか僕のバンドはいない、と心に響いた」と改めて語り「コロナもいつ収束するかわからないけども、とにかく希望を持って、我々もさらに前進するように頑張っていきたいと思います。夢を叶えたいと思ってますんで。みなさんも一緒に夢を叶えましょう!」と呼びかけながら流れ込んだ「バラ色の日々」では、歌声募集企画「Sing Loud!」に寄せられた歌声が、観客のシンガロングの代わりに鳴り渡り、圧巻の光景を生み出していった。
「SUCK OF LIFE」のラストで「Rock’n Roll is my life!」