「THE YELLOW MONKEYは続いていく」バンド誕生日に“シーズン2”終幕 『30th Anniversary LIVE』日本武道館公演レポート
と高々と叫び上げ、「Father」で雄大な歌とロックを聴かせた吉井。「我々、ずっと時代錯誤のバンドみたいな感じで活動してきましたけども。実は時代錯誤の中にも、常に『今』を見据えてやってきた自負はありました。これからも、時代の最先端には到底行けませんけども、時代にフィットするものをやっていきたいと思ってますので。また、新しいTHE YELLOW MONKEYが現れた時には、ぜひ見守っていただきたいと思います」の言葉に、熱い拍手が巻き起こっていく。4人が再集結して最初に生まれた楽曲「未来はみないで」の《また会えるって 約束して》のフレーズを残して、ライブ本編は幕を閉じた。
再び発せられた「普通の野良犬に戻ります」“シーズン2”最後の夜に誓った再会
アンコール冒頭では、4人+1人がキスマスク姿で登場。「メカラ ウロコ」定番の「おそそブギウギ」を、「ハミングだったら、飛沫は飛ばないんじゃないでしょうか」と会場全体の控えめなハミングとともに披露。
そのまま「アバンギャルドで行こうよ」「Romantist Taste」「悲しきASIAN BOY」とライブアンセムを連射、客席とクラップとハンドウェーブの嵐へと巻き込んでいく。