2022年6月23日 07:00
ついに全話配信開始。『オビ=ワン・ケノービ』はいかにして生まれたのか?
「レイアはこのサーガにおいてアイコニックなキャラクターで、キャリー・フィッシャーが非常に印象に残る演技を見せてくれたので、レイアの若い頃を演じる俳優を探すのは本当に大変でした。この物語のレイアは10歳ですが、そんな若い少女にこれまで描かれてきたレイアと同じ精神を与えなければならかったのです。
私たちはこれまでに描かれてきたレイアの物語をすべて見返して、そこから10歳のレイアのキャラクターを創造していきました。すると、自然な流れで本作におけるオビ=ワンとレイアの関係が生まれてきました」
新キャラクター、新要素とSWサーガの“バランス”を重視
デボラ・チョウ監督
おてんばで、無邪気だけど、時に大人顔負けの鋭さを見せるレイアと、そんな彼女を守りつつも彼女の存在によって回復していくオビ=ワン。そんなふたりを、ベイダーの命を受けた尋問官リーヴァが追う。彼女はオビ=ワンを執拗に追跡する一方で、ベイダーに評価され、彼に近づくことに命をかけており、他の尋問官を出し抜くこともいとわないキャラクターだ。「悪役は単なる悪者ではなく、複雑な背景を持っている方が面白い」と語るチョウ監督は、リーヴァを描くことを楽しんだという。