くらし情報『ついに全話配信開始。『オビ=ワン・ケノービ』はいかにして生まれたのか?』

2022年6月23日 07:00

ついに全話配信開始。『オビ=ワン・ケノービ』はいかにして生まれたのか?

「私がこのシリーズに参加した段階では、すでに本シリーズの時代設定は決定していました。このシリーズはふたつの三部作(映画エピソード1から3と、エピソード4から6の三部作)の間ですから、私たちは『シスの復讐』で何が起こったのかを知っています。あの物語では非常に苦しいことがたくさんありました。そこをベースに今回の物語を創作していきました」

平和と調和を重んじるジェダイの騎士たちは、恐怖、怒り、力で人々を制圧するシスの勢力に敗れ、多くのジェダイ騎士が命を落とした。銀河は帝国に支配され、人々は怯えている。サーガの中では“頼れる賢人”として描かれてきたオビ=ワンも本作では後悔や焦り、諦めの感情に囚われている。

「そのような感情を描くことに、私も(オビ=ワン役の)ユアン・マクレガーも、(アナキン/ベイダー役の)ヘイデン・クリステンセンも興味を持ちましたし、最も面白いと感じたのです。私たちはオビ=ワンやベイダーがこの先にどうなっていくのか知っているわけですが、彼は人生の中で、これまでとは少し違った局面にいるのです」
そんなオビ=ワンと行動を共にし、彼に変化を促すのが幼いレイアだ。
1977年製作の『スター・ウォーズ』では老人になったオビ=ワンが、囚われたレイアを救出する旅に出たが、本作では同じ構図が繰り返され、同時にレイアの存在が、失意の中にいるオビ=ワンを救っているようにも思えるのがポイントだ。

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