くらし情報『柳楽優弥&玉木宏が闘志を燃やす 映画『HOKUSAI』葛飾北斎と喜多川歌麿の初対面シーン公開』

2021年5月10日 11:46

柳楽優弥&玉木宏が闘志を燃やす 映画『HOKUSAI』葛飾北斎と喜多川歌麿の初対面シーン公開

と歌麿に切り捨てられてしまう。また、「おめえの描く女には色気がねえ。下手だとは言わねえよ、ただそうだな、てめえの絵は目の前にあるものを似せて描いただけの絵だ。上っ面だけで、命が見えねえ」と核心を突かれ、言葉を失いその場から逃げ出そうとする北斎。しかし、蔦屋の「逃げるのか。お前だけじゃねえぞ、絵師など他にいくらでもいる」という言葉に踏みとどまり、歌麿が描くモデルの魅力や命が宿った絵を目の当たりにした北斎は、絵師としての魂が奮い立ち、周囲に認められるべく闘志を燃やす。

蔦屋の言葉を聞いた歌麿もまた、才能を秘めた若い芽に危機感を募らせ、誰にも負けないという強い意志とプライドがぶつかり合うふたり。ライバルとして互いを刺激し、切磋琢磨しながら常に高みを目指す向上心の強い彼らからは、投げやりに毎日を過ごす私達をも奮い立たせるシーンとなってなっている。


青年期の北斎を演じた柳楽は「『面白くないな』という感じですよね。こういう世界では『褒められたい』と思うでしょうし、蔦屋(重三郎)さんが歌麿を称賛するのは相当悔しかっただろうなと思います。それでも、周りの人から刺激を受けることはとても大事なことだと感じたので、北斎の“ハングリー精神”みたいなものを演じるのは楽しかったです」

関連記事
新着くらしまとめ
もっと見る
記事配信社一覧
facebook
Facebook
Instagram
Instagram
X
X
YouTube
YouTube
上へ戻る
エキサイトのおすすめサービス

Copyright © 1997-2024 Excite Japan Co., LTD. All Rights Reserved.