くらし情報『記録写真18,000点余、約2,500枚の出力の山から展示のための250点を厳選『横尾忠則 銀座番外地』5月15日より開催』

2023年5月2日 11:30

記録写真18,000点余、約2,500枚の出力の山から展示のための250点を厳選『横尾忠則 銀座番外地』5月15日より開催

新網走番外地 / 東映 / ポスター(アイデアスケッチ)/ 1969年


5月15日(月)〜6月30日(金)、ギンザ・グラフィック・ギャラリーで『横尾忠則銀座番外地』が開催される。
デザイナーだった43年前に「画家宣言」で世を沸かせた横尾忠則ではあるが、今年2月、日本芸術院で新設された「建築・デザイン」分野の会員に選出され、「これからが本番です」と決意表明して再び話題の人となった。同展では、その選出の理由である「文学、演劇、音楽、映画、ファッション等、様々な分野に活動の場を拡げた43年前のデザイン」(1960~80年代)に焦点を当てる。
面白いのは、完成品としてのポスターや書籍ではなく、ラフスケッチやアイデアノート、デッサンなど制作過程で生まれるものたちに光を当てることだ。表現エレメントとしてのドローイング、版画、原画、コラージュ、印刷に使用される版下や色指定紙など、膨大なデザイン表現のプロセスが公開される。横尾忠則現代美術館が収蔵する、記録写真や資料を含む膨大なアーカイブから厳選された約250点。そこには、横尾の手仕事や身体的な感覚など、横尾ワールドの源泉が潜んでいる。
「一日が未完で終わるように、人間の一生も完成なんてないじゃないですか。
あるのは循環、メビウスの輪である。

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