くらし情報『世界の形態が変容する今、金氏徹平が新たに「彫刻」を問う!  市原湖畔美術館にて個展開催』

2022年3月28日 12:00

世界の形態が変容する今、金氏徹平が新たに「彫刻」を問う!  市原湖畔美術館にて個展開催

《S.F. (Summer Fiction) 》,2018(大地の芸術祭越後妻有アートトリエンナーレ2018) Photo: Keizo Kioku


現代社会で再生産され続ける情報のイメージを、フィギュアや雑貨を用いリズミカルに展開させる彫刻家・金氏徹平の個展が、4月16日(土)より千葉・市原湖畔美術館にて開催される。

近年、文学や演劇など、ますます多様な領域を横断し、さまざまなコラボレーションに取り組んできた金氏。同展では、あらためて “彫刻” に向かいあう「S.F.」シリーズの最新作《S.F.(Something Falling/Floating)》を公開するほか、ニューヨークのジャパン・ソサエティで好評を得た日本初公開となる《Smoke and Fog (Roadside Noguchi)》、市原市内を巡り収集した使用済みのコンクリートや石など、自然と人為の狭間にある素材、物質をコラージュした新作などを展示。「切断」することによって新しい「接続」へと向かおうという意欲的な取り組みを立体、平面、約50点で展観する。

人工湖のほとりにたたずむ、バブルの遺産建造物から誕生した美術館を舞台に展開する、金氏徹平の “S.F.ワールド” を体感したい。


世界の形態が変容する今、金氏徹平が新たに「彫刻」を問う!  市原湖畔美術館にて個展開催

《Smoke and Fog (Roadside Noguchi) 》,2019(Japan Society NY での展示風景)

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