2023年9月15日 12:00
昨秋のリベンジの鍵はスクラムにあり! 日本代表、大一番イングランド戦へいざ!!
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第一関門は突破した。次が大一番となる。ラグビー日本代表が『ラグビーワールドカップ(RWC)2023』プールD最大のライバル・イングランド代表に挑む。
9月10日、日本代表はチリとの初戦で勝利と4トライ以上のボーナスポイント、そして自信を掴んだ。キックオフ前にFL姫野和樹主将がメンバーから外れ、開始早々にチリに先制トライを献上……。暗雲が立ち込めるも、重苦しい雰囲気を初の『RWC』出場、ケガ明けのLOアマト・ファカタヴァが一掃する。チリの歴史的ファーストトライから2分後、SH流大がワンテンポ遅らせたパスをファカタヴァがインゴールへ運んだ。その後チリも粘り強いディフェンスを見せるが、日本はシンビン(10分間の一時退場)による数的有利を生かして29分にスクラムからWTBジョネ・ナイカブラがトライを奪うと、41分にはモールからファカタヴァが抜け出して21-7で前半を終える。
後半最初のトライもチリに許すも、その5分後にCTB中村亮土が相手を引き付けてFLリーチ マイケルがトライを返した。ボーナスポイントを獲得した日本はその後も攻め手を緩めない。スクラムからトライを連発。71分敵陣ゴール前でスクラムを押し込むとSH齋藤直人からパスを受けた中村が抜け出してトライ、79分スクラムでインゴール手前に迫るとぶっつけ本番でケガから復帰したLOワーナー・ディアンズがピック&ゴーでインゴールにボールをねじ込んだ。