くらし情報『白井晃や中村蒼、秋山菜津子らの名前も 新国立劇場 演劇シリーズ「声 議論, 正論, 極論, 批判, 対話…の物語」3作品の出演者発表』

2021年11月10日 11:00

白井晃や中村蒼、秋山菜津子らの名前も 新国立劇場 演劇シリーズ「声 議論, 正論, 極論, 批判, 対話…の物語」3作品の出演者発表

『アンチポデス』


新国立劇場における2021 / 2022シーズン演劇「声 議論, 正論, 極論, 批判, 対話…の物語」の『アンチポデス』、『ロビー・ヒーロー』、『貴婦人の来訪』3作品の出演者が決定した。

小川絵梨子芸術監督による4年目のシリーズ企画は「声 議論, 正論, 極論, 批判, 対話…の物語」。対面を避け言葉だけのコミュニケーションとそのツールを手に入れた現代人が一方的に投げつける、あるいは、投げつけられる言葉。

その多くは時に正論のようでただの批判になっていないだろうか、極論をぶつけるだけで議論として成立さえしていないのではないか、相手を傷つけることが目的になっていないか。直接耳に届く声と、内なる声に耳を傾け、そこから始まる議論や対話を描く作品が並ぶ。

第1弾は『フリック』で 2014年ピューリッツァー賞も受賞したアニー・ベイカーによる演劇『アンチポデス』。「地球の裏側」を意味するタイトルを冠した戯曲に登場するのは、閉ざされた部屋で物語を作り出す、という作業をしている8人の男女。

「人に渡す言葉の在り方を、他者との関係性を、今一度、立ち止まって考えたい」というテーマのもとおくる「ものがたりを紡ぐ“言葉”にまつわる物語」。

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