2022年11月4日 11:15
さだまさし、一夜限りのグレープ復活コンサート開催&47年ぶりのグレープ名義の新アルバムリリースを発表
撮影:田中聖太郎
さだまさしが、11月3日に神田・共立講堂にて“GRAPE 50年坂 一夜限りのグレープ復活コンサート”と題して単独コンサートを開催し、ステージ上で47年ぶりとなるグレープ名義のニューアルバムを2023年2月15日にリリースすることを発表した。
さだは、高校生の時に知り合ったと吉田政美と1972年11月3日フォークデュオ“グレープ”を結成し、翌年1973年10月25日にメジャーデビュー。「精霊流し」をはじめとするヒット曲を世に多数放つも、1976年春、デュオを解散。その後二人は1991年に”レーズン”の名前で復活を遂げたほか、さだまさしソロ・コンサートのステージ上やイベントなど短尺でのグレープ復活はあったものの、今回のように”グレープ名義で単独コンサート”を開催したのは、実に約46年半ぶりとなった。
さらに今回開催された会場は、1976年3月26日に行われ、のちに伝説と呼ばれた「グレープ・ラストコンサート」の会場だった神田共立講堂。同会場は、かつて数々の人気フォークシンガーがコンサートを行い“フォークの聖地”と呼ばれた会場で、現在は学校関係者以外への貸出は原則一切行われていない中、今回特別な計らいをもって開催が決定、当日は学校施設ということもあって感染対策の関係上キャパの半分しか動員できないこともあり同ライブは同時生配信も行われた。