「渋谷スクランブルスクエア」の展望施設「SHIBUYA SKY」にて開催されている企画展シリーズ「SKY GALLERY EXHIBITION SERIES」では、5月25日(木)より写真家、松岡一哲の個展「Tokyo Games」が開催される。
渋谷最高峰の景色をのぞむ「SKY GALLERY」で定期的に開催されている「SKY GALLERY EXHIBITION SERIES」は、「視点を拡げる」を共通テーマに、アーティストが同施設を体験したインスピレーションから制作したオリジナル作品を主軸に展開する企画展。来場者が渋谷の景色を眺めるだけにとどまらず、まだ見ぬ世界への興味を抱かせ、想像力を育てる体験を提供することを目的に開催されている。
同シリーズの第6弾となる同展では、「Tokyo Games」と題し、松岡一哲が「SHIBUYA SKY」の展望空間から望むことのできる東京の数カ所の街でポートレートや風景の写真を撮り下ろした作品を展示する。
東京の街で、人々がゲームのように懸命に何かを掴みとろうとしている、その営為そのものが美しく、それが「東京」を形作り、輝かせていると考えているという松岡は、街の雑然とした風景の隙間やそこで生きる人々の顔や表情、何気ない瞬間や曖昧さから美しさや愛おしさをすくい上げ、丁寧にフィルムに収めた。