2022年7月12日 12:00
いざアジアカップへ、渡邊「まず3つを全勝で」、富樫「結果と若手の成長の両面が求められる」
ホーバスHCのバスケを突き詰めれば世界で戦えるという手応えを口にした。
「高さはほかの国に負けているが、展開の速さや運動量、今自分たちが追及している部分を徹底できれば日本の強みになり、日本の勝ちにつながっていくと思う」
渡邊は最近の代表の戦いぶりをこう見ていた。
「やっぱりまだ経験不足の選手はたくさんいるので、言い訳にしてはいけないが、そこで大敗したからと言って彼らを責めるのは違うと自分は思っている。僕にとって、『はじめまして』の選手が半数以上。そういった選手のことやプレーを今僕も学んでいる状態だが、『アジアカップ』や今後の代表で僕がリーダーになって経験や学んできたことをしっかり伝えていければと思っている」
一方、練習の甘さも指摘した。
「日本は練習の強度がまだまだ。日本の甘さはアメリカで痛感した。試合のための準備を練習からしていく姿勢を見せたい。
強度や高さの準備をしていないと、悲惨な結果になる。その準備をしていきたい」
若いメンバーで臨むからといって、『アジアカップ』を経験を積む場だと割り切ったりはしない。「もちろん若い選手が多いからと言って経験だけで終わらせるつもりはないし、勝つつもりでいく。