くらし情報『坂本龍一を迎え制作した新作《2022》を再構築した《2022: remap》を日本初公開『ダムタイプ|2022: remap』開催』

2023年2月9日 12:00

坂本龍一を迎え制作した新作《2022》を再構築した《2022: remap》を日本初公開『ダムタイプ|2022: remap』開催

『ダムタイプ|2022: remap』展 キービジュアル


2月25日(土)〜5月14日(日)、アーティゾン美術館で『第59回ヴェネチア・ビエンナーレ国際美術展日本館展示帰国展|2022: remap』が開催される。

ダムタイプとは、ビジュアル・アート、映像、コンピューター・プログラム、音楽、ダンス、デザインなどさまざまな分野の複数のアーティストで構成されるグループ。2022年「第59回ヴェネチア・ビエンナーレ国際美術展」日本館展示に選出され、坂本龍一を新たなメンバーに加えて新作《2022》を発表した。

今回は、この作品をアーティゾン美術館の空間に合わせて再構成し、《2022: remap》として展示。今日の地政学的境界、あるいは国境を越えて共通のインフラとなっているインターネット空間を基調としたコミュニケーションのあり方に問いを投げかける。

2000年代後半から、ダムタイプのメンバーである高谷史郎と作品をつくり続けてきた坂本は、本作のためにサウンドトラックを制作。さらに、坂本の呼びかけで、世界各地でフィールドレコーディングされた音が加えられ、ダムタイプの視覚言語を通じて、その場で耳を澄ませて聞く意味や、機械を通じた知覚のあり方について思考を促す作品となっている。

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