2022年2月2日 16:00
修復されたフェルメール『窓辺で手紙を読む女』も 「フェルメールと17世紀オランダ絵画展」2月10日より開催
新型コロナウイルス感染拡大の影響により、開幕を延期していた「ドレスデン国立古典絵画館所蔵 フェルメールと17世紀オランダ絵画展」の新たな会期が2月10日(木) ~ 4月3日(日)(※2月14日(月)は臨時開室)に決定した。
本展では、大規模な修復プロジェクトによってキューピッドの画中画が現れ、フェルメールが描いた当初の姿となった『窓辺で手紙を読む女』が、所蔵館であるドレスデン国立古典絵画館のお披露目に続いて公開される。
本作の所蔵館以外での公開は世界初のことで、その修復プロジェクトの過程も紹介されるという。上塗りされた絵具層を慎重に取り除き、徐々に姿を現していくキューピッドに注目だ。
加えて、同館が所蔵する巨匠レンブラント・ファン・レイン、ハブリエル・メツー、ヤーコプ・ファン・ライスダールなど、17世紀オランダ絵画の黄金期を彩る珠玉の名品約70点も併せて紹介されるということ期待したい。
なお、本展は日時指定予約制となっており、2月4日(金)正午よりオンライン・プレイガイドでチケット発売開始となる。
■展示情報
「ドレスデン国立古典絵画館所蔵フェルメールと17世紀オランダ絵画展」