くらし情報『「ひとつの役を演じ続けることができるのは幸せなこと」 大竹しのぶが初めて挑む『女の一生』』

2020年11月1日 08:00

「ひとつの役を演じ続けることができるのは幸せなこと」 大竹しのぶが初めて挑む『女の一生』

と思いを語る。さらに「杉村さんが長い間大事にしてきた、けいの魅力をきちんと理解し、表現できるように誠実に一生懸命演じてゆきます」とも。明治38年から昭和20年までの布引けいの40年間を、円熟味を増す大竹がどのように体現するのか期待が高まる。また、けいの「誰が選んでくれたのでもない、自分で選んで歩きだした道ですもの……」という名台詞にも注目。

ほか、次男の堤栄二に高橋克実、長男の堤伸太郎には演出も手掛ける段田安則、次女の堤ふみに宮澤エマ、ふみの夫の野村精三に林翔太、女主人の堤しずに銀粉蝶、そして叔父の堤章介に風間杜夫が出演。芸達者な顔ぶれが新たに紡ぐ名作舞台をぜひ。

文:伊藤由紀子

『女の一生』
作:森本薫
演出:段田安則
出演:大竹しのぶ / 高橋克実 / 段田安則 / 宮澤エマ / 多岐川華子 / 服部容子 / 森本健介 / 林翔太 / 銀粉蝶 / 風間杜夫

2020年11月2日(月)~2020年11月26日(木)
会場:新橋演舞場

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