2023年7月21日 17:00
BAND-MAID、結成10周年ツアー前半戦を満員の中完走 オフィシャルレポート到着
「glory」「Carry on living」などKANAMIのテクニカルなギターリフが印象的な楽曲を畳み掛けるように披露すると、「Liberal」ではAKANEのツインペダルから繰り出される高速ビートが冴え渡るなか、テンポチェンジ、変拍子と目まぐるしい展開でも安定したリズムで演奏を支えていく。
SAIKIが一度ステージを後にすると、小鳩ミクがメインボーカルをとる「Rock in me」へ。この曲ではギターを置き、ハンドマイクでステージを右へ左へ歩みながら歌い上げる小鳩ミク。「声を聞かせてっぽー」と会場へおねだりすると、“Hey Hey”と掛け声が大きくなっていく。
会場が和んだところで一転、小鳩ミクがマイクを置きギターを再び手に取ると、インストゥルメンタル曲「from now on」へ。さきほどまでのチャーミングな歌唱からガラッと変わり、キレのあるリズムギターを掻き鳴らす。BAND-MAID結成後に初めてギターを手にしたという小鳩ミクだが、ツインボーカルの一人としてだけではなく、ギタリストとしてもこのバンドになくてはならない存在になったことで、BAND-MAIDがお給仕でより幅広いアプローチができるようになったことを実感する。