新曲初披露! MYTH & ROID『Autumn Tour “take my hand”』開幕、フロアを熱狂の渦に巻き込んだ東京初日をライブレポート
身を任せたらいいところに行ける”。そんな気概を証明するためにつけたタイトルです」
そして、体調不良で2カ月ほど療養していたTom-H@ckに「復帰おめでとうございます」と振る。「8キロくらい痩せました」と言いながら、「ツアーはたくさん楽しんでほしいと思って、気合いを入れて来ました」と、すっかり本調子のようだった。
押せ押せでアゲていた中で、「私たちの唯一の良心(笑)。いったん落ち着いていただけたら」とソフトなタッチの曲のブロックに。さらに「次は懐かしい曲を2曲続けてお届けします。どちらもライブで初披露です」と引きつける。
浮遊感のあるイントロからの「雪を聴く夜」は、2017年発売の1stアルバム『eYe’s』の収録曲。
ノスタルジーと神秘感が交錯するミディアムバラードを、KIHOWは1点を見つめるようにして朗々と歌い上げた。続けてアカペラから歌い出した「the first ending」は、2015年発売の1stシングル「L.L.L.」のカップリング。スローナンバーに切ない情感がこもって、観客たちが聴き入っていた。
そして、ステージは後半へ。「今回のツアーに来てくださった皆さんは、次のブロックでやる曲を特に楽しみにしてくださっているかと思います」