第20回東京フィルメックス、コンペティション部門に日本映画2作品が選出される
とアピールした。
広瀬監督は昨年の『夜明け』に続き、2年連続のコンペティション部門入りを果たし「とても光栄です」。最新作『つつんで、ひらいて』はこれまでに約1万5000冊の装丁を手がけた菊地信義氏を追うドキュメンタリーで「デザインの現場が、ほぼパソコン主流になる時代、ずっと手で紙を切って貼って、ピンセットで動かすという菊地さんの稀有な姿を見ていただける」と話していた。
東京フィルメックス・コンペティション(全10作品)
『水の影』(インド/監督:サナル・クマール・シャシダラン)
『昨夜、あなたが微笑んでいた』(カンボジア、フランス/監督:ニアン・カヴィッチ)
『熱帯雨』(シンガポール/監督:アンソニー・チェン)
『評決』(フィリピン/監督:レイムンド・リバイ・グティエレス)
『ニーナ・ウー』(台湾、マレーシア、ミャンマー/監督:ミディー・ジー)
『気球』(中国/監督:ペマツェテン)
『春江水暖』(中国/監督:グー・シャオガン)
『波高(はこう)』(韓国/監督:パク・ジョンボム)
『静かな雨』(日本/監督:中川龍太郎)
『つつんで、ひらいて』(日本/監督:広瀬奈々子)
第19回 東京フィルメックス / TOKYO FILMeX 2019
期間 : 11月23日(土)