高橋惠子、初のミュージカル『HOPE』に強い思い入れ「生まれる前から、やると決めていた」
日本版として初めて上演されるMusical『HOPE』の取材会が10月1日、会場となる下北沢・本多劇場で開かれ、主演を務める高橋惠子、共演する永田崇人・小林亮太(Wキャスト)、演出・上演台本・訳詞に取り組む新納慎也が出席した。
著名作家の遺稿の所有権をめぐって、実際にイスラエルで起こった裁判をモチーフに描いた法廷劇。韓国芸術総合学校の卒業制作として製作され、その完成度の高さから、2019年に初演された。高橋がユダヤ人の作家ヨーゼフ・クラインの原稿をめぐって、イスラエル国立図書館と争う老女・ホープ役。個性派俳優として活躍する新納が演出家デビューを果たす。
女優デビューから51年目にしてミュージカル初主演を飾る高橋は「ミュージカルをやってらっしゃる俳優さんは、本当にすごいなと改めて思いました。歌って踊って、芝居をして、ときには間奏の間にセリフを終わらせる。ストレートプレイとは違った要素がありますね」と振り返り、「言葉だけでは伝わらないことが、メロディに乗って、ハーモニーや動きによって、見ている皆さんに伝わる。
そんなミュージカルの素晴らしさを実感しました」と魅力を語った。
今後もミュージカルに挑戦したいかと問われると、「ハマるかどうかは。