石崎ひゅーい2年半ぶりのバンドツアー『宇宙百景』ファイナル 「みんなの表情の一つ一つが自分の音楽になると気付いた」【オフィシャルレポート】
、躍動感と高揚感溢れる「あなたはどこにいるの」やオリエンタルなビートに乗せまくし立てた「SEXY」など、石崎ひゅーいのシンガーソングライターとしての個性と魅力を今でもみずみずしく感じさせるセットリストで立て続けに聴かせ、ライブはいよいよ後半戦へ。
「このツアーを回ってしみじみ思ったのが、来てくれた一人ひとりがめっちゃいい顔をしているわけ。泣いたり喜んだり何かを思い出して感情的になっていたり……みんなの表情の一つ一つが自分の音楽になると気付いたんです。そうやって音楽を作らせてくれて本当にありがとう。もっとでっかい景色をみんなに見せたい。今日と同じようにそこにいてほしい。その表情をそこでも見たい。ついてきてくれますか大阪?」「ラストシーン」、そして「花瓶の花」と、圧巻のバラードを切々と歌い上げる石崎の姿には、理屈抜きで引き込まれ息をのむ。
一転、「ピーナッツバター」を皮切りに、ヒットナンバー「さよならエレジー」、大合唱が生まれたアンセム「夜間飛行」と駆け抜けた3連発は、彼のステージマンとしての強烈な引力がフル稼働! 瞬く間に場内の熱量はピークに。
熱い思いと感謝を伝え、ここでおもむろにスマホのライトを点灯するよう観客に促す石崎。