くらし情報『日本初公開のドレスなど約300点を一挙公開『イヴ・サンローラン展 時を超えるスタイル』9月20日より開催』

2023年8月31日 11:30

日本初公開のドレスなど約300点を一挙公開『イヴ・サンローラン展 時を超えるスタイル』9月20日より開催

カクテル・ドレス―ピート・モンドリアンへのオマージュ 1965年秋冬オートクチュールコレクション © Yves Saint Laurent © Alexandre Guirkinger


国立新美術館では、2023年9月20日(水)より『イヴ・サンローラン展時を超えるスタイル』が開催される。約半世紀にわたって世界のファッション界をリード した「モードの帝王」の死から15年。同展は、イヴ・サンローラン美術館パリの全面協力を得て、没後日本で初めて開催される大回顧展だ。
イヴ・サンローランは、1936年、フランス領アルジェリア、オランに生まれた。17歳の時にパリに渡った彼は、コンクールのドレス部門で入賞したことを機に、クリスチャン・ディオールのアシスタントに抜擢される。さらに1957年、クリスチャン・ディオールが急逝すると、21歳の若さでディオールの後継者として世界最年少のクチュリエとなり、その4年後には公私にわたるパートナー、ピエール・ベルジェらとオートクチュールメゾン「イヴ・サンローラン」を立ち上げた。
以来、様々なファッションを提案してきたイヴ・サンローランだったが、なかでも革新的だったのは、ピーコート、パンツスーツ、トレンチコート、タキシードなど、紳士服からヒントを得て女性向けに改良した作品だ。今や女性のワードローブとして定着しているそれらのスタイルは、女性解放運動が隆盛した頃に生み出された。

新着くらしまとめ
もっと見る
記事配信社一覧
facebook
Facebook
Instagram
Instagram
X
X
YouTube
YouTube
上へ戻る
エキサイトのおすすめサービス

Copyright © 1997-2024 Excite Japan Co., LTD. All Rights Reserved.