くらし情報『半数以上が日本初公開! 権力とともにあった芸術の歴史を振り返る『ボストン美術館展 芸術×力』7月23日よりついに開幕』

2022年7月7日 12:00

半数以上が日本初公開! 権力とともにあった芸術の歴史を振り返る『ボストン美術館展 芸術×力』7月23日よりついに開幕

増山雪斎《孔雀図》(左幅)江戸時代、享和元年(1801)Fenollosa-Weld Collection © Museum of Fine Arts, Boston

© Museum of Fine Arts, Boston



新型コロナウイルス感染拡大防止のため、2020年に中止となった『ボストン美術館展 芸術×力(げいじゅつとちから)』が7月23日(土)より東京都美術館にて開催される。

古代エジプト、アジア、ヨーロッパ、アメリカの美術をはじめ、古代から現代までの作品約50万点を所蔵。そのコレクションの質の高さと百科事典的な幅の広さで知られているボストン美術館。

同展では、世界有数のコレクションのなかから「芸術と力」をテーマに約60点を紹介。エジプトのファラオやヨーロッパの王侯貴族など大きな「力」をもった古今東西の権力者たちが自らの権力を誇示するためにつくらせた彫刻や肖像画、世界各国の宮廷を彩った装飾美術、日本の大名が自ら描いた花鳥図などを通し、芸術作品が古来から担ってきた役割について紐解いていく。

なかでも注目すべきは、奈良時代に活躍した学者・政治家である吉備真備の活躍を描いた《吉備大臣入唐絵巻》と、平安時代末期の上皇派と天皇派の対立を背景に起こった平治の乱を描いた、合戦絵巻の最高傑作のひとつに数えられる《平治物語絵巻三条殿夜討巻》。いずれも「日本にあれば国宝」

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