くらし情報『レトロモダンな「図案」の世界を展観『津田青楓 図案と、時代と』6月18日より開催』

2022年6月16日 12:00

レトロモダンな「図案」の世界を展観『津田青楓 図案と、時代と』6月18日より開催

また、京友禅の呉服店・千總に残る岸竹堂や今尾景年らの下絵を元にした友禅裂、青楓の師・谷口香嶠や当時人気だった神坂雪佳の図案、京都に新しい風を吹き込んだ浅井忠の図案やアール・ヌーヴォーの影響なども紹介し、青楓の図案制作の背景に迫っていく。

さらに、これまで紹介される機会の少なかった同時代の図案集や、明治40(1907)年に農商務省海外実業練習生としてパリに留学し、3年後に帰国した青楓が挑戦した新しい表現についても展観する。

それまでは職人の仕事とされていた図案を美術作品へと昇華させた、津田青楓の作品世界を存分に味わいたい。

レトロモダンな「図案」の世界を展観『津田青楓 図案と、時代と』6月18日より開催

津田青楓『染織図案』(山田芸艸堂)より、明治37(1904)年、芸艸堂蔵、(c)Rieko Takahashi
レトロモダンな「図案」の世界を展観『津田青楓 図案と、時代と』6月18日より開催

津田青楓(装幀)、夏目漱石『明暗』(岩波書店)大正6(1917)年(6版、初版同年)、山田俊幸氏蔵
レトロモダンな「図案」の世界を展観『津田青楓 図案と、時代と』6月18日より開催
谷口香嶠『光琳画譜』(田中治兵衛)より、明治24(1891)年、個人蔵
レトロモダンな「図案」の世界を展観『津田青楓 図案と、時代と』6月18日より開催

津田青楓(装幀)、夏目漱石『草合』(縮刷)(春陽堂)大正12(1923)年(25版、初版:大正6年)山田俊幸氏蔵
【開催概要】
『津田青楓図案と、時代と』
会期:2022年6月18日(土)

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