くらし情報『科学的視点と美が共存 世界中からボタニカルアートが集まる展示企画、東京都庭園美術館で開催』

2021年8月12日 15:30

科学的視点と美が共存 世界中からボタニカルアートが集まる展示企画、東京都庭園美術館で開催

「キューガーデン 英国王室が愛した花々 シャーロット王妃とボタニカルアート」


展示「キューガーデン 英国王室が愛した花々 シャーロット王妃とボタニカルアート」が9月18日(土)~11月28日(日)に渡り、東京都庭園美術館で開催される。

英国王立植物園「キューガーデン」は、ユネスコ世界遺産に登録されている世界最大級の植物園。22万点を超えるボタニカルアートを所蔵し、植物と菌類における科学的分野で世界をリードし続ける研究機関としても知られている。

当園の始まりは、1759年にジョージ3世の母であるオーガスタ皇太子妃が造った小さな庭園。ジョージ3世とシャーロット王妃の時代にその規模は飛躍的に広がり、当時ヨーロッパを席巻していた啓蒙思想などを背景に、研究機関としての整備も進んだ。

本展では18~19世紀に制作されたキューガーデン所蔵の貴重なボタニカルアートコレクション約100点のほか、シャーロット王妃が愛し、王室御用達となったウェッジウッド社のクイーンズウェアなどを展示する。作品を通して、英国における自然科学や植物画の発展をたどり、大きく変革していく時代の背景や歴史の一端を展観できるはずだ。

精密な描写による科学的視点と、目を奪われるような美しさが共存するボタニカルアート。

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