くらし情報『コラージュの手法と表現を掘り下げる『広がるコラージュ』目黒区美術館で2月17日から』

2024年1月29日 11:30

コラージュの手法と表現を掘り下げる『広がるコラージュ』目黒区美術館で2月17日から

桂ゆき《ふたつのオレンジ色のかたち》1960年


2024年2月17日(土)より、目黒区美術館では『広がるコラージュ』展が開催される。同館のコレクションより、多彩なコラージュ作品を紹介し、その手法と表現を掘り下げる展覧会だ。
身近にある様々な素材を切り取り、組み合わせる「コラージュ」とは、「糊で貼り付ける」という意味のフランス語(coller)から派生した言葉。1912年、フランスでパブロ・ピカソとジョルジュ・ブラックが、油彩画に紙や新聞紙を貼り付けた作品を制作したことから、芸術表現のジャンルとして認識されるようになっていった。日本では、西洋美術の前衛的な表現を学んだ大正時代以降に発展し、様々な作品が制作された。
同展ではこうした作品を、デザインの手法としてコラージュを用いた「色、かたち、デザイン」、もとの文脈から切り取った様々なイメージを組み合わせて予想外の世界を創り出す「異質なイメージの組み合わせ」、木や糸、紙粘土など、様々な素材をコラージュすることで従来の絵画表現を打ち破ろうとした「異質なテクスチュアの組み合わせ」、の3つの章で構成。「コラージュ」が、実に多彩で、豊かな表現を生み出す手法であるかが、改めてわかるに違いない。
また同時開催として、目黒にゆかりある芸術家・飯田善國(1923-2006)

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